きじばと
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記入者:獣医師/理学療法士
こんにちは獣医師の大城です。なんだか久しぶりに投稿する気がします。
前回は一年目の獣医師が野生鳥獣のお世話を担当することを書かせてもらいました。なので今回はその後について書きたいと思います。
わたしはキジバトを担当しているのですがなかなか羽が元通りに生えてくるのには時間がかかり、保護して3か月目にしてやっと少し飛べるようになったため放鳥することになりました。
思い返すと、働き始めた頃は鳥に触れる機会がほとんどない状態だったのですが、キジバトのお世話をしていくにつれ扱いが段々慣れてきてなんだか愛着がわいてきてしまっていました。なので、いなくなってしまうので少し寂しい気持ちを抱えながら早朝に放鳥に出かけました。しかし、残念なことに野生で生きていくには不十分なくらいしか飛ぶことが出来ず、また病院に戻ってきてしまいました。
恐らくまだ羽が完全に生えそろっていないことが原因ではないか、と先輩の獣医師が仰っていました。
またしばらくお世話することになったのですが、いつか野生に戻れるまで頑張りたいと思います。
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