こんにちは、理学療法士の浅野です。
当院に就職して早くも4年目に突入し、理学療法士としては11年目となりました。社会人になって11年もの間、様々な方と出会い色んな経験をしましたが、当院に就職してからは、これまでとは違った色の職種の方とお話をする機会が多くなりました。コンサルタントの方々、大学の看護英語の先生、動画編集の方、プロのカメラマン、建設関係の方、動物の分野を学びたいという理学療法士の方々、海外の獣医師・理学療法士・義肢装具士等。
皆様それぞれ専門的な知識や技術、経験をお持ちでそれを駆使して活躍されていました。
本人が気づいていないすごさは頑張って身につけたものではなかった
色んな職種の方とお話しすると、私にはないスキルを多く持っていて参考になる事が多く、普段の仕事の色とは全然違う職種ほど面白いなと感じました。
私がこの人のここがすごいなと感じたスキルの中に、本人からするとすごいという意識がなく当たり前に行なっているという事がありました。
例えば、動画編集の方の編集スピードが早い!とか撮影で良いアングルを見つけるのが早い!挨拶の仕方でもやっぱりビジネスマンは違う!とかアメリカ人と普通に英語が喋れるなんてすごい!メールの文章がわかりやすい!丁寧!とか
私からするとすごいと感じたので、努力して頑張って身につける事ができたんだろうなと思ったのですが、その人達からすると、頑張ったという感じではなく、自然とついてきた力という感覚のようでした。
これまで、私は知識や技術は頑張って勉強したり、頑張って練習したり、頑張って努力をして身につけるものだと思っていましたが、実はそれだけではなく別の身につけ方があるんだなという事に気がつきました。
普段そんなに「頑張ってるー」って感じずに行なっている行動が、知らない間に自分の力になっているという身につけ方です。
頑張るって?
最近、「頑張ってるー」って感じる事が本当に良い事なのかどうか、よく考えます。
『頑張る 意味』 で検索すると、『困難に対して、努力してやり通す事』と出てきます。意外とネガティブな意味で驚きました。
「頑張ってるー」と感じるということは、その物事に対して元々何かしらの抵抗感があって、その抵抗があるけども進んでいるから「頑張ってるー」と感じるという事ですかね。
では、もしその抵抗感がなければ無理に頑張らなくても頑張る事ができるという事になるのでは?と思いました。
そう考えると、頑張ってる感じがしないのが一番身体に無理がなく物事を遂行する事ができて、頑張ってるという意識が無い方がスムーズに仕事が出来たり、スキルが磨かれていたり、色んなことを吸収できたりするのではないかなと思うようになりました。
頑張らなくてもできる事
どういう時が頑張らなくてもできてるかなと考えると、ゲームや趣味の運動、映画鑑賞など普段好きで行なっている事って頑張らなくても出来てます。
なんで頑張らなくてもできるのかを考えると、それが楽しかったり、嬉しかったり、ゲームをクリアした達成感を感じる事ができたり、そういう体験が好きだからなのかなと思います。
そして、これを仕事に置き換えて考えると頑張らなくても頑張れる事って意外とあるなと思いました。
楽しさを感じたり、嬉しさを感じたり、達成感を感じたり
よくよく考えると、医療に関わる仕事はこういう気持ちを感じる機会が多くあるので、改めてやり甲斐がある仕事なんだなと思いました。
そして、一番最強なのは好きな事が仕事として出来ている人ですね。
こいう人は頑張るという言葉とは無縁の人となるのではないでしょうか笑
ただ、おそらくこういう人はめちゃくちゃ仕事もするし、時間も使うし、常に意識が高いので、他人から見ると頑張っているように見えるかもしれません。
まとめ
人には無意識のうちについている力があり、それは頑張って勉強したり練習したり、努力をして力を身につける方法ではなく、頑張っているという意識がないまま身につける事が出来た力だった。頑張るという言葉は意外とネガティブな意味を持っていて、頑張らないようにするには楽しさ、嬉しさ、達成感を感じて好きになると頑張らなくても頑張る事ができるのでは?というお話でした。
常に頑張ってるという意識がない状態で仕事ができれば良いのですが、もちろん場合によっては抵抗感を感じつつも進まないといけない場面もあるかと思います。
その時は頑張るしかないので、頑張ります!笑
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
頑張る頑張る言って内容が伝わりにくかったかと思いますが、私の説明能力ではこれが限界のようでした笑
是非柔軟な思考持って読んでいただいて、読んでいただいた方に少しでも参考になれば幸いです。